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ボウエン嬢と夢見るイヤフォン

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映画 「ゼロ・グラビティ」 レビュー

gravity-poster.jpg


11月9日に「ゼロ・グラビティ (原題:Gravity )」観てきました。
珍しく3D版を。

以下ネタバレなしのレビューです。





衛生の破片が衝突したことにより、シャトルが破壊され、
宇宙に取り残された主人公ライアン。
彼女は次から次へと襲い掛かってくる困難を乗り越え、
生き延びることが出来るのか――。

とまああらすじはこんな具合。


のっけから音の使い方が凄い。
環境音はほぼなし。
これが緊迫感とリアルさを出していました。
衛生がぶつかってきていろんなものを破壊しているときも、無音。
非常に怖い。
爆発音が一つでもあれば、ここまで恐ろしい雰囲気にはならなかったんじゃないかな、と思います。
マイケル・ベイ監督じゃなくてよかった……。「アルマゲドン」好きですけどね。


長回しが今作でも光っていました。
「トゥモロー・ワールド」のアルフォンソ・キュアロン監督なので、
この長回しに期待していたのですが、これが凄い。本当に凄い。

ほぼカット無しで(正確にはカットがないように見せているのですが)
一つシーンを10分ほど続けて、退屈でないという。

効果的にこの手法を取り入れているので、むしろ緊張感を高めていました。
宇宙を漂っている感覚を再現するのに、この手法はかなりよかったかと。


サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの演技がいい。
クルーニー演じるマットが熟練の宇宙飛行士で、
ブロック演じるライアンのほうが経験不足な役柄なのですが、
それがいい感じに表れていました。

二人のやり取りも非常にリアルで、
マットがライアンのパニックを和らげる声色やら口調やらが、
経験を積んでいるという設定を説得力のあるものにしていました。

テンポもよかった。
尺がちょうどな感じ。これより長くても中だるみを起こすし、
これより短かったら物足りない、といったところです。


メタファーも集中していればすぐ見つかると思います。
予告編にも一瞬だけ映るシーンは結構分かりやすいかな。
ただ眺めてるだけじゃ分からないのは好印象。


そしてなにより映像が凄い。本当に宇宙を漂っている感じでした。
景色が綺麗。
普段は3Dアンチといってもいいほど3Dが嫌いなのですが、
今回は思い切って3Dで観てよかったなーと思っております。
見てるこっちが息苦しくなるほどの説得力がありました。


気になったところは一つ。
観客が登場人物のことを気に掛けている最大の理由は、
その人物が極限状況に置かれているからで、
人物描写や過去の話に時間をそれほど割かなくてもよかったんじゃないかな、と。


もう少し長い作品や、こういった孤立した中のサバイバル劇でなければ効果的な手法だとは思うのですが、
結構いいペースで進んでるのでそんなとこ気にしてる場合じゃないでしょ、とは思いました。
あってもいいのですが、自分がライアンに生き残って欲しいと思ってるのは別にその過去の話が理由じゃないよな、
ということです。


ちなみにWikipediaの記事を見るとジャンルにSFが入っているのですが、
今作はSFではないです。
宇宙を舞台にした、生き残りを懸けた非常にリアルなサスペンス、といったところでしょうか。



評価点:

9 / 10



ところで邦題を付けた人はGravityのダブルミーニングが分からなかったのでしょうか。
それとも大人の事情でしょうか……。

ではまた。
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