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ボウエン嬢と夢見るイヤフォン

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映画 「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」 レビュー

Inside Llewyn Davis Poster


1月24日に
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 (原題: Inside Llewyn Davis)」
を観てきました。

コーエン兄弟の最新作です。

以下ネタバレなしのレビューになります。







フォーク歌手のルーウィン・デイヴィス。
元々デュオで活動していた為か、ソロになってから苦戦していた。
これはそんな彼が、居場所を求めて歌い続ける話。

と大まかなあらすじはこんな感じ。


コーエン兄弟で一番好きな作品は「ファーゴ」なのですが、
それとは打って変わってとても静かな雰囲気。

ジャンルで遊んでいる印象も今回は受けませんでした。
割とストレート。ユーモアもさりげなく、とても落ち着いていた感じ。

ジャステン・ティンバレークのフォークが聞ける日がくるとは思ってなかった。


それにしてもこの邦題なんなんでしょうね……。
名もなき男の歌、って……いやいやいや、名前あるじゃん、
題名に入ってるじゃんルーウィン・デイヴィスだよ名もなき男じゃないよ?

それはさておき。


ひたすらルーウィンが嫌な目に遭うので、人によっては段々ダウンになるかも。
オスカー・アイザックの演技がすごくいいです。キャリー・マリガンは言わずもがな。


映像が非常に丁寧に作られています。

撮影監督がロジャー・ディーキンスではなく、ブリュノ・デルボネルなので、
普段のコーエン兄弟の作品と比較すると少し劣ってしまってる気がしますが、
それでも綺麗な映像です。

手ブレ風カメラワークが蔓延る中、
ちゃんとフレームに気を使ってる映像を観るとほっとしますね。


で、題材のフォークソングですが。
これがいい。
自分は普段フォークソングを聞く人ではないのですが、気にせず楽しめました。
というかむしろフォークソング好きになったかもしれない。

他の映画なら一番だけ歌ってカット、次のシーン、
となるようなところも、この映画は丸々一曲歌うので
「フォークソングはもう生理的に受け付けない!」って方にはしんどいかもしれない。
そんな方にも観て欲しいけど。いい作品なので。

歌っている曲の歌詞に耳を澄ませると、そのとき登場人物が置かれた状況や、
抱えている気持ちのことだったりするので面白いです。


映画ではよくグルービーな描写をされる60年代ですが、
本作は非常に落ち着いている感じに描かれていました。

やっとフィクションではなく、実際に人々が暮らしていた時代、
という説得力のある60年代を見た気がします。
哀愁感がどことなく漂っています。


作中に登場する猫はある事柄のメタファーだと思っているのですが、
これはネタバレになるので割愛。
気付いたときにはハッとなりました。


決して難解なわけではないですが、
本作は何度も観ないと作品の良さを味わいきれない気がします。
このエンディングは一体なんなのか。

そのヒントはフォークソングの形式自体にあるみたいですが、
ここまで個々の解釈に任せるような終わり方は久々に見ました。よい。
時を経るごとに好きになっていく作品です。


評価点:

8 / 10


ではまた。
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