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ボウエン嬢と夢見るイヤフォン

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映画 「グランド・ブダペスト・ホテル」 レビュー

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3月12日に
グランド・ブダペスト・ホテル (原題: The Grand Budapest Hotel)」
を観てきました!!

ウェス・アンダーソン監督最新作です。


以下ネタバレなしのレビューになります。






ホテルのベルボーイであるゼロと、
コンシェルジュであるグスタフである二人の交流を主軸に描かれる作品。

ズブロッカ共和国という架空の国を舞台に、グスタフは着せられた罪を晴らそうと、
ゼロの力を借りながらヨーロッパ中を飛び回る――。


とまああらすじはこんな感じ。



ウェス・アンダーソンの特徴的な映像はこの作品でも健在です。
無駄のない映像というか。カラフルで、温かい感じ。

その分、ちょっとエグいことが起こると物凄いコントラストを生みます。
多分タランティーノの作品だったらびっくりしない程度のちょっとしたことですが、
この映像スタイルでやられると驚きます。

劇場内で思わず息を呑んでしまいました。


描く年代によって、映像のアスペクト比を使い分けているのも面白い試みだな、と思いました。
1920年代のシーンはこの試みによって、更に昔っぽさが出ていました。

回想という形を取っていたのも好印象。
章ごとに副題を表示していたのも、雰囲気がよかった。
恐らく連続活劇の形式へのオマージュでしょう。



レイフ・ファインズとトニー・レヴォローリの相性がとてもよかった。
この二人のやり取りが面白く、だからこそいろいろ切なくなる感じ。

ジュード・ロウの役も非常にいい。
回想と言っても、本人たちではなく、
彼らの話を聞いた作家が本にしたのを、少女が読んでいる(ややこしい)という形なので、
意外とジュード・ロウの役も重要でした。というか彼がいなかったらここまでの深みは生れてなかったかな。
余韻が素晴らしい。


音楽もコミカルなときなときはコミカルに、
ダークなときはダークに、雰囲気を盛り上げていました。


話が予想外な方向に転がるので、観ていて楽しかったです。


レイフ・ファインズが更に好きになりました。
衣装や小道具も、その年代らしさを残しつつ、大袈裟すぎない鮮やかさを出していたのもよかった。


しかしこの映像スタイルで若干スリラー寄りのことをやられると、
ギャップににやにやしますね。
一応ジャンルはドラマとコメディ……なのかな?



評価点:

8.5 / 10


ではまた。
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