">

ボウエン嬢と夢見るイヤフォン

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

映画 「Oculus (原題)」 レビュー

OculusPoster.jpg

6月13日に
Oculus (原題)」を観てきました。

以下ネタバレなしのレビューです。







ケイリーは婚約者もいるキャリアウーマン。
ある日11年ぶりに、殺人を犯し施設に入れられていた弟・ティムが帰ってくる。

彼女らは、11年前に起こった出来事を回想しながら、
悲劇の元凶になったと信じている鏡を殺そうとする。

果たして彼女たちの記憶は正しく、鏡は呪われていたのか。
それとも、彼女たちのほうがおかしくなっていたのか。



とあらすじはこんな感じ。



まず初めに。
この映画、物凄く見た目がいいです。

ホラー映画に蔓延するファウンド・フッテージ手法でないだけでも好印象なのに、
一つ一つのショットが計算されているというか。
とにかく見た目がよい。


演技もいい。
姉弟を演じる二人はもちろんのこと、
若き日のケイリーを演じている子役もとても迫力があった。

鬱陶しくないホラー映画の子役は「死霊館」ぶり、だと思う。


ケイリーを演じるカレン・ギランは
「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」にネビュラ役で出てますね。
あとはドクター・フーのコンパニオン役。


弟のほうは分からない。分からないけどよかった。うん。

姉と一緒に残る動機が謎だけれど、
最後まで観るともしかしてそういうことだったのかな、となる感じ。



非常に面白いなと思ったのが、音楽。
電子的で、こういうタイプの作品では珍しい。


ホラー要素なのですが、怖いというより痛い、という感じです。
過剰に残虐ではないのですが、それでも血が苦手な人は所々辛いかも。

「うわぁ…」となる場面はどれも発想がなかなか面白いです。



編集も上手い。

回想が徐々にただの回想じゃなくなっていく様は、
見ていてはらはらしました。

鏡の能力を演出するのに最適な選択だったと思います。

どこかいつで、何がどこで、だから今この人が見てる物はあれだ、
という風に考察しながら見るのも面白いかと。



個人的に序盤の、
ケイリーが鏡の所有者の歴史を淡々と発表していく場面が好きです。
呪われた物の裏話というか、歴史を聞くのがなんとなく好きでして。

東京ディズニーシーのタワー・オブ・テラーとかも、
乗り物自体よりキャストに説明受けてるときが一番楽しいかもしれない。



本作の弱点はやはり、
鏡が本当に呪われているか否かという迷いを演出し切れなかったところかな、と。

割と序盤で答えが分かっちゃいます。それが残念。



終わり方が賛否両論みたいですが、私は好きです。
パラレルの引き方や、漂う哀愁がとてつもなく美しい。

ホラー映画ではあるのですが、怖いというより、悲しい作品です。
観終わったあと本当切なくなりました。




評価:


7.7 / 10



ではまた。
スポンサーサイト

| 映画 | 09:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://beatofblues.blog119.fc2.com/tb.php/1297-291330e1

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT