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ボウエン嬢と夢見るイヤフォン

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映画 「Les adieux de la Grise (原題)」 レビュー

Lesadieuxdelagrise_poster.jpg

7月15日に
Les adieux de la Grise (原題)」
というショートフィルムを観ました。


以下レビューです。



ネタバレ、のようなものがあります。
15分ほどの短い作品なので、まず観てください!

 



この画面からひしひしと伝わってくる寒さ。


実際にそこにいるかのように感じるのは、
役者たちの表情や仕草によるところも大きいですが
ワイドショットを使って長回ししているからかな、と。


そういえば大作映画では最近、
ワイドショットをほとんど見掛けなくなりましたね。


カメラも、手持ちと固定を上手く使い分けていたのが印象的。
人物の心情とよくリンクしていました。



三姉妹の演技もよい。主役以外の二人は台詞が少ない分より自然。
だからといって長女が不自然という訳ではなく。


言葉が分からない分、映像で全部伝わってくるのかな、
と思いきやこの三人の演技からも鮮やかな感情が放たれていて、
ただひたすら感心していました。

生と死を通しての女の子の成長が、
静かに語られていく感じ。



演技といえば動物たちも凄い。
飼育されている彼らからも、いろいろな気持ちが伝わってくる。

どうやって撮影したんでしょう、これ。


夜のシーンは怖さがよく出ていました。

都会に住んでいると忘れがちな暗闇の恐怖を、
ここまで上手く捉えることは、そう簡単に出来るものではありません。


狼がラマを食べるシーンは、
直接見せなくても音が残酷さを生み出していた気がします。



音繋がりで最後に。
音楽はなく、ほぼ全て環境音というのが印象的でした。
その中でも特に雪を踏みしめる音と、雑誌を捲る音がもう、こう、本当綺麗で溜息が。




評価:

7.8 / 10



ではまた。
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