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ボウエン嬢と夢見るイヤフォン

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映画 「6才のボクが、大人になるまで。」 レビュー

boyhood-poster.jpg

8月6日に
6才のボクが、大人になるまで。 (原題: Boyhood )」を観てきました。


以下ネタバレなしのレビューです。






これは12年に渡る、ある少年の成長の物語。




とあらすじはこんな感じ。
非常に大雑把ですが、なんというか、本当こんな感じ。


まず初めに言っておきたいのはこの作品、
12年に渡って実際に同じ役者で撮影されたということ。

2002年から毎年少しずつ撮影されたそうで。


なので子役の成長が凄い。本当に。
小さな子どもから、最後の方では完全に大人のようです。

当たり前ですね。6歳から大学生になるわけですから。



何が凄いって、2002年と言えば自分も主人公くらいの年だったのですよ。
というか多分全く同い年。

その当時も映画自体は好きだったので、
その頃から撮影されていた作品を今こうして新作として観るのは、
なんだか不思議な感じです。



イーサン・ホークの演技は素晴らしい。
最初から最後まで通して凄いのは脱帽もの。

主人公を演じる子役もいい。だけどやはり初めはちょっと棒読み気味。
七歳と考えると仕方ないかな。



淡々と流れていくので、起承転結があって、
ちゃんとした盛り上がりや物語らしさを求めている人には向かないかもしれない。

日々の中のちょっとしたことを、
丁寧に汲み取っていく感じです。


リチャード・リンクレイターらしい、現実的な台詞は
本当いろんな脚本家にお手本にしてほしいほど。

これがリアルな恋愛関係で、
リアルなティーンエージャーってやつだよ。うむ。



幼い姉弟の掛け合いもよい。
あぁ、こんな感じだよなぁ、小さい子どもって、という感じ。


親を見る視点が子どもの成長とともに移っていく構造になっているので、
あのときなんで母親はこんなことをしたんだ? と思ってるとのちのちなんとなく察したり。

結局あのときの親たちは今の自分のように戸惑っていただけなんだな、と。



瞬間を味わうのではなく、一つ一つの瞬間がそのときの自分を味わっている、
というアイディアにはなかなか考えさせられました。

生きるというのは結局、
マイルストーンから次のマイルストーンへ向かっているだけなのかもしれません。

終盤の母親のモノローグには胸が締め付けられました。



音楽もいいです。
冒頭からコールドプレイの「Yellow」ですよ。
懐かしいなおい。



唯一欠点を上げるとしたら、
酒癖の悪い男の登場頻度でしょうか。

ネタバレしないようにぼかして言いますが、
二人目の欠点は別のもののほうがよかったんじゃないかな。


それ以外は非の打ち所がないです。
よくこんな壮大なプロジェクトを実行したな、とひたすら感心してます。



評価:

9.8 / 10


それにしても邦題はあまり好きじゃないかなぁ。
素直に「少年時代」とかじゃ駄目なんでしょうか。

ではまた。
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