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ボウエン嬢と夢見るイヤフォン

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映画 「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」 レビュー

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アバウト・タイム ~愛おしい時間について~ (原題: About Time)」は、
去年の9月5日に観た映画で、

2013年トップ10映画 (記事はこちら) の第三位に選んでおきながら、
レビューするタイミングを完璧に逃した作品でして……。



このたび9月27日から日本で公開されると知ったので、
これはもうこの機会に書こうと思った次第です。



というわけで、一年ほど遅れましたが
以下、ネタバレなしのレビューです。







コーンウォールに住む、少し不思議な家族。
ティムはそんな家族の内気な長男。

彼はあるとき父に、家系にまつわるある秘密を告げられる。

この家族の男性は過去に戻れる能力を持っているというのだ。
これはティムが、その能力を使いながら大切なことに気付いていく話。





とあらすじはこんな感じ。


本作は恋愛映画であるかのような宣伝がされていて、
それは間違いというわけではないのですが、
どちらかと言うと父と子の物語、という印象のほうが強いです。


タイムトラベル要素を含んでいますが、
SFというよりは恋愛ドラマかな。


上述したトップ10映画の記事では
「タイムトラベルの要素も少し入ってます」と書いたのですが、
少し、とわざわざしたのには理由があり。

それは話がタイムトラベルに焦点を合わせていないから。

確かに物語には絡んできますが、
そこがメインではない気がするというか。


最終目的がない、というと分かりやすいかな。
いい意味で。
主人公たちの歩む人生を眺めている感じ。



ビル・ナイは相変わらず素晴らしい。
主人公の父役なのですが、全てを察してる素振りだとか、
くすっとくるような台詞を言うのが本当に上手い。


レイチェル・マクアダムスは……なんと言おう。
可愛い。

序盤の野暮ったい雰囲気はなかなか好感がもてる。
完璧じゃないけど主人公にとっては完璧な女性、
というのがよく現れていた。

コメディ要素も上手い。ドーナル・グリーソンとの掛け合いも信憑性がある。



肝心のドーナル・グリーソンはというと。
素晴らしい。
内気だけどチャーミングな青年らしさがよく出ていた。



コーンウォールを始め、
数々のイギリスの風景が綺麗に撮られています。

地下鉄の駅のシーンも季節の移り変わりが分かって良い。
季節を実感出来るものがほとんどないのに、時間の進行が把握出来るのは
なんだか不思議。


手持ちカメラもいい味を出している。
揺らしまくっているわけではないので、酔う心配はないです。


この作品が伝えたい教訓もなかなか好きです。
ナレーションが声に出してそのメッセージを言う割には、
鼻につかないです。


タイムトラベルの利用目的の忠告も、
短いシーンながら、作中の理屈の説明に適していた気がします。








視覚的にも、物語的にも、
綺麗な作品です。

ラブコメが苦手な方にもおすすめ。




評価点:

8 / 10







ところで、




本作はもともとイギリスで11月公開予定だったみたいなのですが、
実際に観たのは9月なんですよね。

前倒しされたんでしょうかね。




今回はこの辺で。
ではまた。
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