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ボウエン嬢と夢見るイヤフォン

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クリスマス上等。 - 読後感想会

クリスマスも迫っているので、
やはり今回の読後感想会はこれしかないと思うのです!



f-ing christmas




三浦勇雄作 「クリスマス上等。」です。
とてつもなく熱い話です。





こんな具合に何度も何度もTwitterでは言ったのですが、
実は本作が初めて読んだライトノベルでして。

その分思い入れがあるのです。



以下感想です!




クリスマスイブの夜。

一人で悲しく過ごす五十嵐鉄平のもとに突然、
異世界から来たと主張する槍ヶ岳という女性が現れる。


あちら側の中継番組の企画で、
ある薄幸少女を救ってほしいと告げられる鉄平。

そしてその少女は、クラスメイトの古都ゆかりだった。


クリスマスが来るまでの四時間で、
鉄平は果たしてゆかりを救えるのか?






と大まかなあらすじはこんなところ。


とりあえず表紙からラブコメを期待した方はすみません。
ラブコメではないです。



「ダイ・ハード」みたいな感じです。

というのも、この古都ゆかり、
大企業KOTOの社長の孫娘。

テロリストらにクリスマスイブパーティを占拠されたあと、
鉄平はゆかりを助け出さなくてはいけないという状況に。



この表紙からは予想していなかった内容でした。
おじさんキャラも平気で挿絵にしてきます。



まだ私が小学生だった頃、
近所の本屋でなんとなく普段行かないコーナーを眺めていたら
気になるタイトルの本書が目につきまして。

表紙を見て、購入を決意。

これを読んだ直後に「えむえむっ!」の存在も知るわけですが、
それはまた別の話。


そんな感じで、
まさしくクリスマス直前の時期にこの作品と出会ったわけですが、
馬鹿馬鹿しいほど熱くまっすぐな話にすぐ魅了されました。



とにかく鉄平がかっこいい。

異世界の力を少し借りつつも、
基本自分の根性だけでテロリストに向かっていく姿。

ボロボロになりながらも、何度も何度も立ち上がるその様。

本当にかっこいいです。熱いです。



そして何がいいかって、この作品、ヒロインが一人なんですよ。

女性の脇役はいるものの、ヒロインという意味では
古都ゆかりただ一人。

これは個人的に好印象。
ゆかりちゃん可愛い。



忘れてはならないのが、槍ヶ岳の存在。
彼女が、異世界の要素を上手く鉄平の周りに絡めることに貢献しています。

それに彼女と鉄平の掛け合いが本当に面白い。
何度読んでもくすりときます。


テレビの中継番組らしいことを言いつつ、
それらしくないことを織り交ぜてくるのは
どこかAlan Partridgeを彷彿とさせるスタイルです。

破天荒だけれど、いざというとき頼りになる、そんな名キャラです。



この作品は一見すると、本当素直な熱血ラノベなのですが、
よく見ると陰謀や裏切りやいろいろな題材が扱われていて
なかなか興味深いです。




意外な捻りを見せる展開、
熱くて爽快なアクション、
何度も立ち上がる主人公と、薄幸少女、
そしてそれらを全て巻き込んでいく異世界の者たち。


クリスマスに中指を立てつつも、
この時期が来るたび読み返したくなる、そんな作品です。

クリスマスに対してツンデレなんです、きっと。
是非、見かけたら手に取ってみてください!

私もまた読もうかなと思っております。





ちなみに前回の読後感想会では、
「Seconds」というグラフィックノベルを取り上げました。

その記事はこちら


今回はこの辺で。
ではまた!!



クリスマス上等。 (MF文庫J)クリスマス上等。 (MF文庫J)
(2005/10)
三浦 勇雄

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