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ボウエン嬢と夢見るイヤフォン

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映画レビュー 「博士と彼女のセオリー」

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1月6日に
博士と彼女のセオリー (原題: The Theory of Everything)」を観てきました。


理論物理学者、スティーヴン・ホーキングと、
彼を支えたジェーン・ホーキングの半生を追う伝記映画です。



以下レビューになります。





1960年代。

若きスティーヴン・ホーキングは、
ケンブリッジ大学で物理学を学んでいた。

そこで彼はある日、ジェーン・ワイルドと出会う。


これは世界を変えた理論と、
それを編み出した男と、その男を支えた者たちの物語。





とあらすじはこんな感じ。

まずこれが実際にあった出来事というのが凄い。
もちろん、脚色はある程度されているのでしょうけれど。



スティーヴンを演じたエディ・レッドメインは
相変わらずの素晴らしさ。

もはや演技だということを忘れるくらい、
役にのめりこんでいました。説得力が半端ない。


順番通りに撮影出来なかったという話を聞いて、脱帽。

午前には健康体の青年期スティーヴンを、
そして昼を挟んだあとは車椅子に乗って喋られなくなったスティーヴンを
といった具合によく演じ分けられたな……と。



ジェーンを演じたフェリシティ・ジョーンズも、
圧巻の演技を見せます。

声に出さないときの感情の揺れや葛藤が、
物凄く上手く表現されていました。

序盤にずっと「この女優さんどこかでみたことが……」と思っていたのですが、
途中でピンときて若干むかっときました(笑)


そうです。
アメイジング・スパイダーマン2」です。

原作では重要キャラなのに、
映画ではほんの数行しか台詞がないという侮辱的にもほどがある役でした。

ああ、アメスパ2はこんな素晴らしい女優までもを無駄遣いしたのか……。



閑話休題。



この映画はもちろん、スティーヴンの理論にも触れますが
そこがメインの部分ではないので、科学的なことばかりを求めている方には向かないかも。

そういうのを求めている方は
ディスカバリーチャンネル辺りの特番を見たほうがいいかと。

本作はあくまでスティーヴンとジェーンの関係の
始まりと変移に中心に据えて描いているので。


逆に私は知らなかった側面を見られて面白かったです。
スティーヴンがユーモアセンス溢れる人物だと知らなかったですし。

そして、あの特徴的な声をどうして使うことになったのか。



こういう伝記映画にありがちな過剰な演出や、
分かりやすすぎる展開は少ない印象を受けたので、
これらの理由でこのジャンルを避けていた方も是非。


思った以上にくすっと笑えたのが意外でした。
てっきり終始ダウンビートなのかな、と身構えていたので。


美しく撮影されているので、観ていて疲れません。
(手ブレ風カメラにはそろそろ廃れてほしい)



最後のシーンが物凄く沁みます。

スティーヴン・ホーキングを題材にした映画で、
これ以上しっくりくる終わり方はないだろうな、と思わせるエンディングでした。




評価:

8 / 10




では、今回はこの辺で。
またお会いしましょう。
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