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ボウエン嬢と夢見るイヤフォン

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映画レビュー 「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」

Avengers Age of Ultron

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (原題: Avengers: Age of Ultron)」を
4月25日に観てきました!



以下ネタバレなしのレビューと、
ネタバレありの個人的に気になったり気に行ったりした点です。

ネタバレの前にはワンクッションを置くので、
心配しなくて大丈夫です!


(他のマーベル・シネマティック・ユニバース作品のネタバレは
続編という性質上含まれてしまうのでご注意を!)




では前置きはこれくらいにして。




S.H.I.E.L.D.の崩壊後、アベンジャーズのメンバーは
HYDRA残党の施設を取り除くべく世界中を駆け回っていた。


疲労していくメンバー。更なる脅威に備える為、
トニー・スタークは人工知能ウルトロンの開発を決意する。


それが一つの時代の終わりと、新たな世界の始まりになることなど
彼は知る由もなかった。



とあらすじはこんな感じ。





こんなツイートをしていたり、こんな記事を書いていたりと、
とにかく楽しみにしていた作品。



まずはよかった点から。



冒頭からアクションシーンがとてつもない。

チームワークがよくなっているからか、
とてもスピード感がある。

特にキャプテン・アメリカとソーのコンビネーション技は
何度見てもかっこいい。


一作目の「アベンジャーズ」で、アイアンマンがリパルサー・レイを放ち、
それをキャプテン・アメリカが盾で反射させて敵を攻撃していく、みたいな
とてもコミック的な楽しい戦い方が豊富。

もちろんハルクバスターにはテンションが上がりましたとも。




豊富といえばジョークの量。


最初の公開された予告編は非常にダークな雰囲気だったので、
正直どうなるか気になっていたのですが、小気味いい掛け合いは健在。


お互いに対する信頼や、不安や関係などを
テンポのいい台詞の中に散りばめていくのはさすがジョス・ウィードンだな、と。


ウルトロンにもコメディ要素があったのは意外でしたが。
トニー・スタークに作られたと考えると、納得がいきます。



かといってずっと笑いっぱなしというわけでもなく。
シリアス要素とのバランスがちょうどよかったです。

もう少しダークにいっても個人的には良かった気もしますが、
作風的にどうなのかな、というところではありますね。




特殊効果も物凄い。

唯一気になったのがハルク。
人間と絡むシーンが増えたからか、少々CGっぽさが目立ってた印象。




ストーリーは前作と比べて個人的なものになっていて、
私はすごく好きでした。

それぞれが自分のイデオロギーに葛藤しながら、
自身の恐怖と対立していく様は、見ていて興味深かったです。

キャラクターたちがより活き活きとしていたように思います。


特にホークアイ。
正直今作はホークアイが一番好きなキャラクターかもしれない。

一作目しか観ておらず、ネタだと思ってる方。
観れば分かります。

名台詞の九割はホークアイだったんじゃないかな。
いや、これ本当冗談じゃなく。



登場人物が会話してるだけのシーンが、アクションシーンと同等か
それ以上に面白いことからもキャラクターの描写の深さが窺えるかと。



何作も演じているからか
もうここまで来るとどの役者も伸び伸びと楽しんでいるのが伝わってきて、
それがチームとしての結束っぷりにも繋がってるのかな、と。

クイックシルバーとスカーレット・ウィッチも
見ていて楽しかった。特に後者。

クイックシルバーはね、どうしてもあの映画のインパクトが強くて……。
決して悪くはないんですが。ちょっとスピードが、ね。



ブラック・ウィドウとブルース・バナーの関係の推移は
説得力が増していてとてもよかったです。

互いの心境を窺えるちょっとしたあれこれは見ていて切ない。




次にちょっと不満だった点。


この作品は「アベンジャーズ」の続編であり、
マーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ2を締め括るものであり、
この記事でも書いたフェイズ3の布石でもあるので
どうしても詰め込みな印象は拭えません。


全体の流れは結構いいのですが、
所々、どうして起こってるのか分かりにくい出来事があったり、
登場人物の立ち位置が不明瞭だったりで、
元々長かった物を編集工程でかなりカットした感じでした。


ソーの単独行動は特に分かりやすかった。
明らかに次の作品の布石の為だけに存在しているのが。

確かにマーベル・シネマティック・ユニバースの話的には重要なのかもしれませんが、
あまりこの作品には居場所がないシーンだったかな、と。



あとはウルトロンがちょっと……あれでした。
これはネタバレになるので後述。



そろそろマーベルには
雰囲気の違うクライマックスを作り上げてほしいな、とは思いました。

アベンジャーズ対敵一人、だと明らかに敵が不利になってしまうので
大量に雑魚軍団が必要な理由は分かるのですが
一作目とそれだと大して変わらないよな、と。




あれこれ言いましたが、この映画、観る価値はもちろんあります。
期待外れ、とも違うのです……。もっと上手く出来たんじゃないかな、と思うだけでして。

正直ジョス・ウィードンは精一杯やった気がします。


是非、映画館でどうぞ。
3Dは冒頭のアクションシーンだけで酔うと思うのでオススメしませんが…!





評価:

8.6 / 10



以上レビューでした!


マーベル・シネマティック・ユニバースの前作、
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のレビューはこちら




ここからはネタバレ含むので、
もう既に観ているか、ネタバレされても気にしないという方のみどうぞ!













いきますよ?
























































ヴィジョンがハンマーを軽々と掴んだぁあああああああ!?!?!?!?!?!?!!!!!!!



複数回観に行ったのですが、
あのヴィジョンが軽々とソーのハンマーを持ち上げるシーンで
映画館がしーん……となりまして。

みんな口を大きく開いて呆然としていました。
私ももちろん、へ……?と素っ頓狂な声を上げてしまいましたとも。


このハンマー周りだけでも小ネタがたくさん散りばめられていて、
コミックファンは結構にやにやしたんじゃないでしょうか。


キャプテン・アメリカが少しだけ動かせたり、
ブラック・ウィドウがハンマーを掴むのを断ったり。


どちらもコミックだとハンマーを武器として使ったキャラクターなのを、
ジョス・ウィードンは分かっていてああいう台詞やシーンを入れた気がします。

オタクだしね、あの監督。




ホークアイが今作では一番輝いていたと思うのは
もちろん冗談でもなんでもなく。

本編を観た方なら納得いくと思いますが、
めちゃくちゃ焦点が彼に合っていましたよね。


「If you go out there, you're an Avenger
(外に出ていったら、君もアベンジャーだ)」と
スカーレット・ウィッチに言うシーンとか最高にかっこいいなと。


自分が弓矢でロボットに対抗してたり、
町が浮いてることを訳が分からないとぼやく場面も面白い。

一作目の「アベンジャーズ」で洗脳されたことを引用したり、
彼女はいないと言ったり、なんだかとても深みが増したなあ、と。



その分クイックシルバーが死ぬのは結構びっくりしました。
ホークアイがいっぱい死亡フラグを立てていたのにもかかわらず!





そういえばレビューで
ウルトロンがちょっとアレだった、と言いましたが。

アレ。

弱い。ウルトロン結構弱い。
アベンジャーズのメンバーとの一対一の勝負だと一回も勝ってないんですよね。


あともう少し葛藤があったほうがよかったな、と。

生まれて割とすぐに悪になってしまったので、
そこは残念だったと思いました。

徐々に変化していったほうが、信憑性があったかと。



やはり当初の予想通り、ロキの杖にあったのは
インフィニティ・ストーンの一つであるマインド・ストーンでしたね。

元々はサノスがロキに渡した杖なので、
サノスは持っていたはずのマインド・ストーンを奪われた形になりますね。

本作でヴィジョンの額に埋め込まれましたが、
それってつまりヴィジョンは死ぬ運命にあるんじゃ……。


ガントレットをインフィニティ・ストーンで埋めるには
額のそれを取り外さなきゃいけないわけで。

そのマインド・ストーンによって命を吹き込まれたヴィジョンは
死んでしまうのかな、と。気になります。


ヴィジョンはすごく興味深いキャラクターですし。
最後のウルトロンと一対一で会話するシーンがすごく好きです。




クレジット後のシーンにサノスがガントレットを手にはめる場面がありますが、
最後にガントレットが確認出来たのはアスガルドなので、
ソーの見た幻はそういうことなのかな、と。

「マイティ・ソー/ラグナロク」は本作の直後から始まるようですし、
結構あり得る展開なのではないでしょうか。サノスが既に侵攻している、みたいなの。



幻といえば、ブラック・ウィドウのがなかなかにダークで
思わず「え…」となってしまいました。

まさか不妊手術を受けていたとは。
結構ズーンとくる事実でしたね。

でも、あなただけが怪物じゃないのよ、とハルクことブルース・バナーに言う部分は
人によっては気分を害するかもな、と。

取り方によっては、子どもを産めないから怪物、
と言ってるようにも思えるので。

実際は殺し屋として生まれ変わったので怪物、
なのだと私は思っております。




パーティのシーンは結構いろいろと詰まっていましたね。

ファルコンがキャプテン・アメリカに「俺は例の失踪した人物を探すほうが合ってる」
と言うシーンの失踪した人物とはもちろん

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の最後でいなくなった
ウィンター・ソルジャーことバッキーのことですし。


トニー・スタークとソーが互いの彼女の
どちらが賢いかを競うシーンはくすりときました。




最後のNew Avengers Facilityと出る部分は
新しいアベンジャーズの施設、というよりはNew Avengersというチームの施設、かと。

原作のNew Avengersとはメンバーが違いますが、チームを二つに分けることで
「キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー」へと向かわせるんじゃないかな、と。



New-Avengers-Assemble.jpg

有名なこのコマへのオマージュもありましたしね。
台詞を終える前にクレジットに切り替わりますが。




あ、それと。





予想通り、ワカンダでした。
アンディ・サーキスはブラックパンサーの宿敵Klawです。

手を失う原因がコミックのブラックパンサーではなく、
ウルトロンに変わっていましたが。




とりあえずもう何回かは映画館で観ようと思ってます。
「アントマン」がこの作品の出来事をどれくらい反映するのか、気になりますね。



今回はこの辺で。
ではまた!
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COMMENT

読んでいてとても面白かったです!

私なりの解釈なんですが、
きっとブラックウィドウが言いたかったのは
不妊自体が怪物ではなく、
自ら望んで不妊になったじ自分の内面が怪物だと言いたかったのだと思います。

シビルウォー、とっても楽しみですよね!
早く観たいです!

| くりのっち | 2015/07/07 13:59 | URL |















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