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ボウエン嬢と夢見るイヤフォン

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映画レビュー 「Far From the Madding Crowd (原題)」

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5月8日に 「Far From the Madding Crowd (原題)」を観てきました。
キャリー・マリガン主演最新作。


以下ネタバレなしのレビューです。





1870年、イギリス南西部のドーセット。
バスシバ・エバーディーンは農場の主。

羊飼いのガブリエルと、軍曹であるフランクと、
同じく農場の主であるウィリアムの三人に翻弄されながら
バスシバは避けていた選択を突きつけられる。


その選択が運命を大きく変えることになるとは知らずに。







とあらすじはこんな感じ。



1874年に出版された、トーマス・ハーディによる
「狂おしき群をはなれて」の再映画化です。

過去に何度も映像化されてますね。



まずキャリー・マリガン。
バスシバを演じた彼女は、逞しさと儚さを両方
見事に表現し切ったと思います。

ただどうしてもバスシバ自体が
なんだかちょっと微妙です。


時代的なこともあるのかもしれないですし、
長い原作の内容を一定の時間内に収めたからかもしれませんが
とにかく変化が急。

特にフランクが現れたあとは
逞しさも何もない、ただのよくあるキャラクターになってしまった気がします。



他の役者もみんなよかったですが、特に記憶に残ったのは
マティアス・スーナールツとマイケル・シーンの二人。

マイケル・シーンはそういえば
三年前に観に行った「ハムレット」の公演で主役を演じていました。

当時の記事はこちら



閑話休題。




衣装。目を見張る美しさでした。
この時代らしさをよく表していました。

逆に言葉遣いはちょっと怪しかったです。
正直1870年のイギリスらしくない会話もいくつかあって、若干気になりました。



カメラワークは結構面白い。

時代ものらしくワイドショットを多用しているのですが、
たまに手持ちになって、ちょっと手ブレみたいのを起こしていました。

こういう作品でそういう手法はあまり見かけないので、
新鮮な感じがしました。



編集は微妙でしたね。

無駄なフェードアウトが多く、
時間の経過が非常に分かりにくくなってた印象。




急な展開と、主人公のいまいちよく分からない行動を除けば
なかなかいい作品だと思います。

夏の大作ラッシュの中、
こういった静かな作品は目立ちますね。


美しい風景や、
ヴィクトリア朝のイギリスの男女のもどかしい距離感などが見たい方は是非。






評価:

7.3 / 10




今回はこの辺で。
ではまた!
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