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ボウエン嬢と夢見るイヤフォン

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映画レビュー 「ヘイル、シーザー!」

hail_caesar-2.jpg

ヘイル、シーザー!」を
3月4日に観てきました。

コーエン兄弟の最新作。


以下ネタバレなしのレビューです。


1950年代、ハリウッドが"夢"を作り、世界に贈り届けていた時代。
スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中に、
主演俳優であり世界的大スターのウィットロック誘拐事件が発生!

撮影スタジオは大混乱に陥る中、
事件解決への白羽の矢を立てられたの
貧乏くじばかりを引いているスタジオの"何でも屋"。

お色気たっぷりの若手女優や、みんなの憧れのミュージカルスター、
演技がどヘタなアクション俳優など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで、
世界が大注目する難事件に挑む!

公式サイトより





と、あらすじはこんな感じ。
本当に、あらすじもまとめるのが大変な作品だと思います。


なんというか、変な映画です。
そこはコーエン兄弟らしいな、と。

マーケティングは非常にライトで楽しい雰囲気を出していますが、
実際の本編はそんな感じではなかったな、と。


赤狩りが題材だと思われるのですが、
そもそもそういったことが現実の出来事の知識がないと、
更に訳が分からない映画な印象を受けるように思います。

全体的にごちゃごちゃとした作品でした。



出演者はかなり多いので、
個人的に特に気に入った何名かについて。


アルデン・エーレンライクが目立っていた気がします。

出ているシーンもそうなのですが、
出ていないときも何をしているか気になるようなキャラクターでした。


レイフ・ファインズもカリスマ性があってよかったです。
出演シーンが限られていたのが残念ですが。


ファインズとエーレンライクのやり取りは
間違いなく作中で一番笑えるシーンだと思います。


スカーレット・ヨハンソンはなんというか、不思議なアクセントでしたね。
当時の強気な女優はみんなこんな感じだったのだろうか……と思うような感じ。

インパクトはありましたが、
いてもいなくても正直話には影響がないかな、と。


この作品の最大の弱点はそこだと思います。


どのキャラクターも掘り下げられてるとは言えず、
「いてもいなくてもよくないか?」と思ってしまう人たちばかり。

せっかくこのキャストを集めたのにもったいない気がします。


ジョージ・クルーニーの演じるウィットロックが誘拐される事件をメインにしたほうが、
少なくとももっとよくまとまった印象にはなったと思います。

もっとも、コーエン兄弟はまとめようとしていないのかもしれませんが。

あらすじを読んだり、予告編を見る限り
誘拐事件が主軸のように思えますが、そうとも言えない気がします。


これまでのコーエン兄弟の作品は、
ランダムなような部分もしっかりとメインの要素を支えていたように思います。

今回はなんだか噛み合っていない印象のほうが強かったです。



スタジオで製作されている映画が結構長々と観られるのは楽しい。

他の映画だったら多分一部だけ映すところ、
ワンシーン丸々流すのは本当、珍しい感じです。

ミュージカルのシーンなんか、
これはこれで一本の映画として観てみたい。



とてもよく撮影されていて、演技もよいのですが、
やはりなんだか所々手癖で作ってしまったような印象を受けます。

決して悪い映画ではないですし、自分はむしろ好きなほうですが
かなり人を選ぶ作品だとは思います。


ミステリーや「有頂天ホテル」といった
三谷幸喜の作品のようなものだとは思わないほうがいいです。

良くも悪くも結構ユニークなので。


大団円、という終わり方をしないので
あまりすっきりした感じもしませんしね。

まあこれはいつものコーエン兄弟の作品らしいですが。



評価:

6.5 / 10


今回はこの辺で。
ではまた。
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