こんにちは!
ここ数日、頻繁にブログを更新している自分を見て
めちゃくちゃびっくりしてます。どこにそんなエネルギーが?
本記事では個人的にいいと思った
2017年リリースのアルバムやEPをさくっと全体的な印象と、
一番好きな曲を交えて紹介していこうと思います。
ボカロ曲10選と歌ってみた10選もやったのでね!
順番的に次はこの記事になります。
過去の記事はこちら。
2016年→
■2015年→
■2014年→
■2013年→
■今回も アルバム・EP名 - アーティスト名 の形式です。
では早速いってみましょう!
Faction World - シナリオアートシナリオアートの2年振りとなる2ndアルバム。
「すべてがFになる」のアニメのエンディングで存在を知ってから、
気になる存在ではあったのですが、この一枚を聴いて完全に虜に。
まるで世界を旅しているように、
温かくて色鮮やか作品です。
個人的に一番好みなのは一曲目を飾る「ジャーニー」。
アルバム全体のテーマを上手く凝縮している気がします。
落ち込んでいる日でも、
何かに手を引かれながら前進していく、そんな曲です。
Ultralife - Oh WonderOh Wonderの2ndアルバム。
なんとなく初めて聴いたときから、
このリストに選出されるんだろうな、と。
YouTubeで一ヶ月に一曲、連続で一年間投稿し続ける、
という企画をやっていたときから聴いているこのアーティストなのですが
本作は物凄くカラフルに仕上がっている印象です。
1stアルバムは「
Drive」や「
Landslide」という曲にも表れているように、
一対一の作品という印象が強いのです。友人や恋人に語り掛ける、とでも言いましょうか。
それに対して本作は音が増えていて、
遊び心も垣間見える明るめの一枚だな、と。
「Lifetimes」という曲が一番心に残ります。
珍しいソロパートもあるので、その辺りも聴き所。
Humanz - Gorillaz何年待ったか分からないGorillazの5thアルバム。
このグループだと毎度のことですが、賛否両論ですね。
個人的には手放しで褒めることは出来ないかな、といった印象。
曲によってムラが激しいと思います。恐らくこれまでのアルバムで一番。
「Sex Murder Party」は、これそもそも作曲されてるんだろうか……
と首を傾げたくなるような悪い意味での気怠さが漂っています。
それに対して「Andromeda」のような曲もあるので、侮れません。
何ヶ月も作詞し直したり、いろんなコーラスを入れたりしたものの
結局作曲と同時に収録した仮歌がそのまま採用されている、という。
今まで関わってきた人の死を思い返す内容なのですが、
思わず素の感情が溢れて涙を流していたそうで、
そんな生々しさも残る終盤が突き刺さります。
Alice Jemima - Alice Jemimaデヴォン州出身女性アーティストの、
メジャーデビューアルバム。
シンプルにまとめ上げられた、夢見心地な一枚。
静かでポップな音とボーカルが上手く噛み合わさっています。
歌詞のいい意味での不安定さと、
この静かな歌い方が癖になります。
MAKE YOU POP - リリリップス改名して1枚目のアルバム。
緻密ではっきりとしたビートに、
穏やかなメロディーとボーカルが乗って心地よい作品になっています。
語り掛けるような、気怠いラップパートも
不思議とテンションが上がります。
個人的なお気に入りは二曲目の「Hi-Fi Magic」です。
かっこよくて可愛い。
熱唱サマー - 赤い公園佐藤千明氏がボーカルを務めた最後のアルバム。
2014年、当時金沢を観光していた自分がふと出会ったのが、
赤い公園の「猛烈リトミック」という作品でして。
曲はいくつか聴いたことがあったものの、
アルバムとして通して聴くのは初めてでした。
一曲目の「NOW ON AIR」からぐっと引き込まれたんですよね。
本作はそんなバンドの一つの区切りとして存在します。
トランペットとサックスが陽気に繰り返す「カメレオン」から始まり、
アルバムの中でも浮いた音で終盤かなり持っていかれる「BEAR」を経て、
高校のときに作ったという、自分も一番好きな「ほら」に辿り着く頃には
もうそれは本当、感情の波に呑まれてますよ。
「ほら」の作詞クレジットは『後藤麻由』となっているのですが、
これは津野氏が高校一年のとき組んでたバンドのボーカルだそうで。
実はこの曲自体も、当時の文化祭用に書き下ろしたのだとか。
なんだか生々しいエネルギーと、怖いもの知らずの勢いが感じられるのは、
そういう経緯があったからなのかな、なんて思いながら聴いていました。
Polarity - fusq反復的なメロディーが印象的な「When I」から始まる、
fusq氏の2nd EPです。
前作の「
Lost Station」も素晴らしかったですが、
今回はメルヘン的な要素が、少々控えめになっている印象です。
本作のほうが確実に
ストイックなかっこよさが出ている気がします。
お気に入りはMYLK氏を招いた「Inner」です。
しっとりしたイントロを通り抜けるとボーカルのスライスが始まり、
計算された巧みな音使いは次第に勢いを増していき、非常に心地よい。
EPとしてのまとまりが非常にいいので、
シャッフル再生ではなく、通して毎回聴きたくなります。
今後が楽しみなアーティストの一人。
Neō Wax Bloom - Iglooghost初めて聴いたとき、
思わず「なんだこれ……」とぼやいてしまいました。
初っ端から怒涛の展開というか、
一回聴くと好きな人はクセになるけど、嫌いな人もいるんだろうなぁ。
あまりにも万人受けしない……。
そこが電子音楽の魅力の一つだと自分は思ってたので、
個人的には最高なんですけどね。
EDMというワードがかなり苦手なクチです。
注意: かなり画面の点滅が激しいPVなので苦手な方はご注意ください。一番好きな曲は「Sōlar Blade」です。
混沌の中にもしっかりとした軸を感じられるのが鳥肌もの。
新しいことに挑戦していたり、割と騒がしい音であるにも関わらず、
一昔前の流行りであるドラムンベースや
ドリルンベースの要素はしっかりと聞き取れますね。
最近のインタビューで年齢に触れられてるものを
見かけなかったのですが、2014年のデビュー時で17歳だったので、
まだまだこれからどんどん伸びていきそうなアーティストです。
Mogoya - Oumou Sangaré家の近くに
residentという素晴らしいレコード店があるのですが、
そこの店内でかかっていた音楽に惹かれまして。
すぐさま店員さんに何が流れているかを尋ね、
結果出会ったのがこの一枚でした。
ネットで知ったアーティストの作品が多い中、
かなり昔ながらの出会い方をしてますね。
個人的に一番好きなのは「Fadjamou」という曲。
エネルギッシュなイントロから引き込まれます。
新しいアーティストを取り込みつつ、
変わらぬ伝統的な要素を曲げずに歌う様に圧倒され、
思わず呆然としてしまいました。
短いアルバムではあるものの、
とてつもなくパワフルな一枚です。
Bootleg - 米津玄師2ndアルバムである「YANKEE」を
2014年に名盤として挙げて以来、
果たしてこれを超えるものは出てくるのだろうか、と思っていました。
不安と期待で気持ちは真っ二つ。
そして、クロスフェードが投下されます。
オリジナリティとはなんだろう、という疑問に立ち向かった
「Moonlight」に差し掛かった瞬間、確信に近い気持ちが芽生えました。
これはもしかしたら「YANKEE」を超える一枚になるかもしれないと。
今のところまだ分かってませんが、
もしかしたらあと数年経ったら、自分の中で答えが出るかもしれません。
初音ミク版が先行で公開された「砂の惑星」や、
DAOKO氏とのデュエットが鮮やかだった「打上花火」のアレンジ版などなど
目玉となる曲は多いのですが、自分の一番好きな楽曲は「春雷」です。
初々しさと切実さが非常にもどかしくて、
それでいて綺麗な恋心を切り取っていた気がしたのです。
間違いなく、聴く価値のある一枚です。
以上、今年の名盤10選2017でした!
ひたすらいろいろなものを吸収しようと、
たくさん聴き倒した一年でした。
音楽繋がりですと、最近こんな記事も書いてました!
よかったらそちらのほうもどうぞ!
・
2017年ボカロ曲10選・
2017年歌ってみた10選映画のトップ10とワースト10も上げる予定です。
近々ね。そのあとにゲームの記事もなんとか更新したいなー。
今回はこの辺で。
ではまた!
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